そんなある日、保健室にプリントを届けに来た千晴はひとりの女子と出くわす。給食室にひとりでいる姿を何度か目にして気になっていた女の子だった。
なぜ給食室にいるのか。いつもひとりでお昼を食べているのだろうか。
彼女の存在がどうにも気になってしまった千晴は養護教諭の恩田に尋ねてみることにした。